張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

2013-01-01から1年間の記事一覧

マリー・アントワネットが愛した食べ物「ブリオッシュ」

松本駅前に三代続いたパン職人が経営している「ムラタ」と言うパン屋があります。食の安全・安心・美味を追求し、手作りに拘った代表作が「ブリオッシュ」です。 作り方は、水の代わりに新鮮で良質な生卵の水分とバター生地で作ります。これを冷蔵庫に入れて一…

左一軸打法にはワンピースが似合います。

5月28日のブログで、「目からウロコの簡単打法」のタイトルで、今日脚光を浴びている「左一軸打法」を紹介しました。左一軸とはアドレスの時左足に100%体重を乗せることによって壁を作りスイングする方法で、軸がずれずスイングが安定する効果があり、タイガ…

付加価値経営してますか

事業経営の秘訣は,他社とは違う付加価値を付けて差別化を図ることです。そんなことは経営者であれば誰でも知っている知識で,今更何を言うかとお叱りを受けるかも知れません。しかし、お客様指向の観点から成功事例を2つ紹介しますので,今後の参考にして下…

トヨタ、稼ぐ力急回復

11月7日の日経トップでトヨタの業績が、過去最高益に迫るとして報道されたことはご存知のとおりです。この記事に違和感を覚えたので、その理由を報告します。 2014年3月期の税引前利益は2兆2900億円と予想され、企業努力の成果であるような内容でした。確かに…

中小・零細企業は経営者で99%決まってしまいます。

中小・零細企業の経営は社長一人の力量で99%が決まってしまうと言われています。だから、常日頃の社長の経営に対する姿勢が問われてくるのです。自分が主体的に考え行動することを常に心がけている社長の経営する企業は、経済環境の変化にも対応し、ある程度…

銀行の矜持について

矜持とは、自信と誇りを持って振る舞うこと(大辞林) TBS系のドラマ「半沢直樹」の最終回の平均視聴率が42.2%、平成の民放ドラマで歴代第一位となり、社会現象となったことはご存知でしょう。 銀行内部の派閥抗争の中で、金融マンの正義を求めて大活躍する「半…

本当は凄い、日本の財政運営!!!

世界で唯一、国民生活を守りきった財政運営に誇りを持とう!!! このタイトルに戸惑いを持った人が大半でしょう。日本の国債は1千兆円にも達し、財政赤字を解消するため消費税の増税を行おうとしている政府に、何を血迷っているのかと思うのが当たり前の神経の…

リーダーの心得について

8月1日号で「理念型経営」を「稲盛経営12ヶ条」から学ぼう。と言うタイトルで説明しました。 今回は、これを実践に移すリーダーは如何にあるべきかについて「脳力開発指針集」から抜粋して説明しますので参考にして下さい。 心得1 自分自身を鍛えずして、部下を鍛え…

国益のため不退転の決意を示せTPP

平成25年8月27日の産経新聞で、ISD条項(国家と企業家の紛争解決)に懸念を抱いている団体から、政府に対して質問があり、これに対応した内容が報告されていたことはご承知のとおりです。 曰く「ISD条項が導入された場合、海外企業における日本政府への訴訟…

勘定あって銭足らず

役員退職金の資金確保の話です。 法人税法の役員退職金は相当額であれば経費として認められます。その相当額とはご承知だと思いますが最終月額×勤続年数×功績倍率で計算できます。功績倍率は社長業で3倍、それ以外の役員は1倍ないし2倍が一般的です。この計…

「理念型経営」を京セラの「稲盛経営12ヶ条」から学ぼう!

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏は、現存する数少ない哲人中村天風氏の薫陶を受けたことはあまり知られていない。しかし、「稲盛経営12ヶ条」を見ると随所に天風先生の教えが刻み込まれています。 稲盛氏は、京セラという日本有数の電子部品メーカーをゼロから立ち…

何故民主党は凋落したのか

2009年9月から2012年12月までの3年3ヶ月の政権運営で、国家・国民の為に何をしてきたかを問えば答えは見えてきます。 先ず、民主党政権誕生の最大の功労者小沢幹事長を諸悪の根源として断罪し、陸山会事件捜査での検察権力による不当な政治介入に対して何の…

もしも「孫子」が現在に甦ったら?

もしも「孫子」が現在に甦ったならば、どのような経営指南をするでしょうか。 「孫子の兵法」は今から2,500年前の中国春秋時代の作とされ、古今東西の兵法書の内最も有名なものです。 中でも、人口に膾炙された言葉として「謀攻編」の中に「孫子曰く、彼を知り己を知…

違和感のある光景

最近、違和感のあるマスコミ報道について問題を提起しますので、ご批判を頂きたいと思い掲載しました。 交通事故を起こした者が、他にも違反している者がいるのに何故俺だけを違反者にするのか。と言う論理。これは違反者が警察に文句を言っているシーンです…

いわゆる統一球問題の本質について

プロ野球の「統一球」問題が話題となっていますが、情報が混乱して焦点がぼけているようです。ここでは問題の本質について検討してみましょう。 今回の問題は、企業経営問題として捉えると、組織ぐるみの粉飾決算に当たります。粉飾決算とは、会社が不正な意図…

国内家電販売不振の一側面

国内家電メーカーの販売不振が依然として続いています。かつては家電王国と言われ高品質の家電が世界を席巻していました。ところが今や大幅赤字の直接原因となって、企業存続が危ぶまれている始末です。 確かに台湾、中国、韓国の低価格製品に押されて販売不振…

目からウロコの簡単打法

古い歴史を持つゴルフですが、最近飛躍的にゴルフクラブやボールが改善され、誰でも手軽にプレーすることが可能となりました。ところが、一番基本であるスイングについては、依然として素人はプロの真似をしているのが現状です。その結果、好不調の波が大きく…

サービスを事業目的としている会社をご存知ですか

従来からのサービスの常識は、ある製品や商品を買ってくれたお客様に対して提供する「おまけ」のようなもので、あくまでもものを売ることが基本であり、「サービス」の提供はそれに付随するものと考えられていました。 ところが、この付随する「サービス」を事業目的…

中小・零細企業経営者に干天の慈雨

平成25年4月16日、国内企業の9割に当たる約420万社の中小・零細企業を国家が積極的に支援するため(小規模企業活性化法案)が閣議決定されました。詳細については法案成立を待たなければなりませんが、地域経済の安定と発展に寄与する観点から、多方面にわた…

失われた20年不況の真相

世間では、バブル崩壊の原因は、不動産、株、ゴルフ会員権の異常な高騰からの急落と言う説が一般的です。そうであるならば20年以上にわたってデフレ不況が我が国にだけ起こったのは何故なのでしょうか。上記の資産下落も一因かも知れませんが、これが決定打…

今や当たり前の風景となってしまいました。

平成12年、大規模小売店舗立地法が施行されて以来、量販店が増加したことはご存知の通りです。中でも家電量販店やカメラ量販店が進出した結果、零細な電器店やカメラ店が消滅してしまい、今や違和感なく当たり前の風景となっています。 低価格で豊富な品揃え…

好機を生かす

資金繰りに苦しむ中小・零細企業の借金返済を猶予する中小企業金融円滑化法が3月末で終了したことはご存知の通りです。これにより倒産急増が懸念され、一説では40万社に達するのではないかと言われています。 これを危惧した政府は、積極的な支援策を具体化し…

TPPと安全保障について

ようやく確定申告時期を乗り越えましたので再開します。 聖域なき関税撤廃には反対の立場を取っていた阿倍総理は、3月15日TPP参加を正式に表明しました。 TPPでは農業問題と医療問題がクローズアップされ、米国との交渉で農業問題についてある程度の譲…

推定患者数260万人の女性達に朗報!

先週の2月20日、ご存知NHKの「ためしてガッテン」が放映され、たまたまチャンネルを回したら解説しているところでした。今現在、全国には生理痛で非常に困っている患者が、260万人もいるという事で、放映の中身は、生理痛の生命体に及ぼす危険性についてと…

逆手(さかて)に取る

逆手に取るとは、機転を利かせて不利な状況を生かすこと。または相手の攻め手を逆に反論・反撃に利用する事。(日本語表現辞典より) この連休を利用して冬の北海道に行ってきました。現地は荒れ模様の予報が出ていましたので、防寒対策をして行きましたが、…

チラシ広告がなくなる日?

先ず補助線から・・・既にご存知と思いますが゛、新聞の発行部数の減少傾向が2005年をピークに続いています。また、主力の広告収入に至っては2000年をピークに、半減に近い減り方をして、赤字決算を余儀なくされているのが現状です。 ところで、新聞折り込み…

奇をてらう

奇をてらうとは、予想外を狙う、意表を突く、そのような行動を取って人の関心をひくこと。YAHOO!知恵袋より。 最近、新聞広告で「社長、御社の経営理念が会社を潰す!」と言うタイトルの本が(中経出版)から出版され、ビジネス部門の書籍として第1位と…

サービスのはき違えパートⅱ

前回はサービス精神のかけらもない悪い事例を紹介しましたが、今回は、これが本当のサービスと言う事例を「日経スペシャルガイヤの夜明け」、昨年12月11日に放映された"感動のサービス"が客を呼ぶ!から紹介します。 事例1 資本金一千万円、株式会社サニーテ…