張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

2017-01-01から1年間の記事一覧

劣化した国会議員の正体見たり(下)

そもそも小池知事は「策士」です。「策士」とは常に謀を用いて巧みに駆け引きする人という意味ですが一般的には裏方です。ところが都知事選挙の時は前知事の失政が追い風となりブームをつくりましたが、冷静に考えると大衆受けするスローガンを掲げ、それに…

劣化した国会議員の正体見たり(上)

先ず補助線から 国家の定義・・・日本の国家とは、国内に住む人間が、生命の安全と生活の保障を求め、また外敵の侵入を防ぐために形成した政治的共同社会である。 国会議員の定義・・・国家の目的を達成するため法律を作る人を言う。 このため自己の利益に優…

憲法とミサイル パート③

安倍内閣の支持率が「カケ」・「モリ」問題で下がったにもかかわらず、野党の支持率が上がらないのは,国家危機に対して明確な声明を出せない政党を信じていないからではないでしょうか。 今こそ押しつけ憲法を国民の為に改正し、確固たる防衛力を持った真の…

憲法とミサイル パート②

憲法制定時の国際環境は,世界大戦後の癒やしの中で,理想像を強く求めたことは理解出来ます。 しかし、今日、国際環境は激変しています。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し,我々の安全と生存を保持する」と言う憲法前文の精神で安全が確保できるの…

憲法とミサイル パート①

先ず,日本国憲法の原点から。 大東亜戦争に敗れた日本を占領・管理するための最高司令部として設置されたのがご存知「GHQ」です。マッカーサーを最高司令官として日本が再び戦争を起こさないように徹底して洗脳することが「GHQ民政局」の主要課題でし…

対症療法の松枯れ対策の限界パート3

ところで有機農法には(ぼかし)と言う言葉が使われています。言葉の由来は、話しをぼかす、色をぼかす、と同じような意味合いから有機肥料を微生物によって発酵させ原型からぼかすところから使われたと言います。 原料として米ぬか、魚粉、油かす等を土に混…

対症療法の松枯れ対策の限界パート2

以前のブログで木村さんの「奇跡のリンゴ」の話をしました。農薬により妻の体調が悪化したのが原因で農薬依存から脱却し「奇跡のリンゴ」が生まれるまでの物語です。 害虫に弱いリンゴの木を強くするための工夫が紹介されています。リンゴの木を強くするには…

対症療法の松枯れ対策の限界パート1

「対症療法」とは、病気の原因に対してではなく、その時の症状を軽減する為に行われる治療法を言います。転じて、根本的な対策とは離れて表面に表れた状況に対応して物事を処理することを言う。とあります。 今日、松枯れ現象が全国に波及し、緑豊かな日本の…

いわゆる共謀罪の落とし穴

「共謀罪」は旧名称であり、正式名称は「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」と言います。略称は「テロ等準備罪」と言い、以下の条件に該当した場合、処罰の対象となります。 その条件とは ●組織的犯罪集団に所属しその活動として ●2人以…

金融機関の矜持は何処に行ったのか?パート2

低金利で融資先の開拓が思うように行かない金融機関はここに活路を見いだしました。年収の三分の一以下と言う総量規制は金融機関には無いので貸し出しは自由です。現実の貸出審査は子会社である消費者金融が行うため審査が早く、金融機関の信用力も重なって…

金融機関の矜持は何処に行ったのか?パート1

先ず言葉の定義 「矜持」とは、自信と誇り。自信や誇りを持って堂々と振る舞うこと。 さて、次の文章は何処の経営理念でしょうか。 「健全経営を堅持し、以て地域社会の発展に寄与する」 「当行は、お客様と株主の皆様及び従業員の幸福と繁栄のために全力を…

急増するアパート建設の落とし穴

平成27年の相続税増税対策として賃貸アパート経営が急増し、各地で様々な問題が起きています。 ①錯覚から起きる問題点 賃貸アパートを経営すれば相続税が軽減されるという現実があります。確かに、アパート経営を行えば貸家建付地として認定され、土地の評価…

げすの勘ぐり・・・森友学園問題の真相パート2

次は送金方法についてのげすの勘ぐりです。 そもそも安倍晋三の冠を付けた校名は禁止されているはずなのに、証言では一瞬の間使ったと言っていますが後日の調査で3年間は使われていたことが判明しました。 土曜日に頂いた寄付金は月曜日になって郵便局から送…

げすの勘ぐり・・・森友学園問題の真相パート1

出来過ぎたストーリーには裏がある(策士策におぼれる) 先ず定義から げすの勘ぐりの下衆とは下層の人々という意味合いから、品性の劣った卑しい人という意味で、卑しい者が卑しい考え方で、他人の行いの裏に卑しい動機や卑しい目的を読み取ること。 策士とは…

壮大な実験パート3

国際競争力の観点から、この壮大な実験は成功するのでしょうか。 誰でも品質が良くて価格が安ければ優先的に購入するのが普遍的です。鎖国でもしない限り国際競争力を高めるために低開発国に生産拠点を移すことは自然な行為です。 生産拠点の選別は、国内の…

壮大な実験パート2

トランプ候補は行きすぎた市場原理とグローバリズムによって職を失ったり低所得を余儀なくされたかつての中間所得層に希望を持たせることによって票を獲得し、逆転劇を演出して見せました。 方針として、アメリカ経済を復活させるため、低開発国に生産拠点を…

壮大な実験パート1

先ず補助線から定義づけします。 「市場原理主義」とは、市場での自由な競争に任せておけば、価格・生産ともに適切に調整され、ひいては生活全体も向上するという考え方です。 「グローバリズム」とは、国際社会における相互依存関係の緊密化や通信手段の発…

深掘りの習慣を付けましょう

深堀とは、何かを深く掘ること、何かを深く追求すること。これが転じて既にある別々な情報を関連性を持たせながら探究することを言います。 先ず事例研究から 昨年12月25日の産経新聞に貧富の格差是正を目的に「中国「相続税」導入へ全人代で審議入り「固定資産税…