｢理念型経営｣を京セラの｢稲盛経営12ヶ条｣から学ぼう!

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏は、現存する数少ない哲人中村天風氏の薫陶を受けたことはあまり知られていない。しかし、｢稲盛経営12ヶ条｣を見ると随所に天風先生の教えが刻み込まれています。
稲盛氏は､京セラという日本有数の電子部品メーカーをゼロから立ち上げ、NTTと言う巨人に立ち向かって、DDIと言う通信会社を作り、誰もが不可能と言われたJALの再生を成し遂げました。

｢稲盛経営12ヶ条｣は、事業経営の神髄であり、中小・零細企業だからこそ実践して貰いたいと念願してネットで公開しているものです。

経営者なら､誰でも理解出来る当たり前のことが述べられています。後は、これをどれだけ真剣に実践するかにかかっているのです。今、直ぐ実行する事が明日の安定経営に繫がるのです。何時やるの。今でしょう!!!

それでは､ネットで公開されている｢稲盛経営12ヶ条｣の概略を紹介します。

1.事業の目的、意義を明確にする。
2.具体的な目標を立てる。
3.強烈な願望を心に描く。
4.誰にも負けない努力をする。
5.売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える。
6.値決めは経営
7.経営は強い意志で決まる。
8.燃える闘魂
9.勇気を持って事に当たる。
10.常に創造的な仕事をする。
11.思いやりの心で誠実に。
12.常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で。

なるほど｢理念型経営｣とは、具体的にこういうものだったのか。理解していただけでしょうか。
理解したら､即、実践です。市場は貴方の逡巡を待ってはくれませんよ。