張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

対症療法の松枯れ対策の限界パート2

 以前のブログで木村さんの「奇跡のリンゴ」の話をしました。農薬により妻の体調が悪化したのが原因で農薬依存から脱却し「奇跡のリンゴ」が生まれるまでの物語です。

 害虫に弱いリンゴの木を強くするための工夫が紹介されています。リンゴの木を強くするには根を強くすることであると気付きました。根を強くするためには土壌の改良が不可欠です。無農薬での土壌の改良は、雑草を肥料化することから始まります。雑草が増えれば害虫も増える。増える害虫を無視出来るだけの健康な幹を育てる。雑草は腐葉土となり根は自然に成長する。根が成長すれば必ず幹が太りリンゴの木は強くなる。強くなったリンゴの木には害虫が寄りつかない。ちなみに木村さんのリンゴの木の根は20メートルにも達しているようです。一般のリンゴの木の根は7メートル位です。

 小生の裏庭に10年ほど前「ムクゲ」を植えました。あるとき農業用に開発された「EM-1」が余ったので根元に散布しました。あれから10年余、直径が10センチの幹が3本、高さは5メートルにもなりました。あまりの枝振りに隣から苦情が出る始末です。「EM」が動植物に有効であることを身近に感じた次第です。

 この「EM(共存共栄する有用な微生物の集まり)」をご存知でしょうか。抗酸化機能が高い商品です。農業・環境保護等に開発されたものが「EM-1」、医療用に開発され高純度のものが「EMーX」です。使用するときは原液を100倍から200倍に希釈しますからコスト的には安心です。
 以下は次号です。