張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

対症療法の松枯れ対策の限界パート3

 ところで有機農法には(ぼかし)と言う言葉が使われています。言葉の由来は、話しをぼかす、色をぼかす、と同じような意味合いから有機肥料を微生物によって発酵させ原型からぼかすところから使われたと言います。
 原料として米ぬか、魚粉、油かす等を土に混ぜて作ります。ここにEM菌を混ぜたのがEMぼかしと言われ、今や農業や家庭菜園の定番となっています。

 松枯れ対策の根本的な解決は、環境中の微生物を「EM」のように抗酸化機能の高い微生物群が優先するような環境を作ることが出来れば、強烈な酸化作用を持つ化学物質も分解されたり、反応しなくなる。これにより蘇生化が始まるのです。

 幸い、松は山に群生しています。山の頂上にEMを散布すれば雨水で下方まで効果が広がるため生態系保護にはてきめんであるとともに、費用対効果が抜群と言えます。

 ちなみに、小生は「EM-X」の原液を数滴コーヒーの中に入れて毎朝飲んで20年になりますが、病気をしたことがありません。多分、抗酸化作用の効果と思っています。

 EM技術については学会の一部から異論が出ていることは承知していますが、全国各地で成功例があるという実績を理解して挑戦する価値はあると考えます。取り敢えず身近な事例で実験してみてはどうでしょうか。「対症療法」に効果がないことが判明した以上、究極の対策として原点復帰が望ましいと思います。
 座して死を待つか。勇気を持って挑戦するか。全ての結果は貴方の決断次第です。そして緑豊かな日本を再生しようではありませんか。
 この項は終わりです。感謝!!!