張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

2011-01-01から1年間の記事一覧

危機突破のための緊急財源確保について

未曾有の国難に対する復興資金の財源として、政府は消費税や法人税、所得税などの増税を念頭に動き始めたと日経電子版の31日号は伝えている。これに先立ち、経団連も所得税や法人税の増税を政府に働きかけていると報道されている。時限立法とは言え、災害を奇…

一刻も早く力強い決断を国民に示せ!

地震・津波・原発事故の三重苦は未曾有の国難となってから既に2週間が経過した。何回も指摘しているが、国家とは国民の生命・財産・安全を保障するために存在する。未曾有の国難で国民の生命・財産・安全が最大の危機に瀕している今、国家が先頭に立って全力…

指導者の言葉の重みについて

「東北地方太平洋沖地震」は未曾有の国難と認識し、一刻も早く「国家非常事態宣言」を宣言し、指揮命令系統を一本化することが不可欠であることを前号で指摘した。この場合、総理は司令長官として陣頭指揮を執ることは当然である。この場合最も重要なことは、…

何故出さぬ「国家非常事態宣言」を!

国家とは何か。国家とは国民の生命・財産・安全を保障するために存在する。そのための費用を税金という形で徴収していることは周知の事実である。 今回の地震・津波・原発事故の三重苦は、正に未曾有の国難であり、国家が先頭に立って国民の生命・財産・安全…

試される日本民族

3月11日、東日本一帯を襲った巨大地震は、千年に一度と言われるほどの未曾有のもので、地震・津波・原発事故の三重苦となり、正に国難となってしまった。津波や被爆で被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。またお亡くなりになった方々には心よりご…

デフレ時代を生き抜く疑似出血の活用

あらゆる資源の高騰が続く反面、消費者物価は依然低迷を続け、いわゆる川上インフレ、川下デフレと言われ、中小・零細企業を直撃し業績回復が遅れています。このような時代には販売価格の見直しも必要になってきます。このときに必要な考え方は直接原価計算…

最強のリーダー像とは?

脳力開発的には、自分から主体的に考え行動することが必須条件であり、決して人頼りの姿勢を見せないことが不可欠で、これが最強のリーダーたる最低条件です。この条件に当てはまる最適な事例が反面教師として存在しています。支持率10%台に低下しても政権…

売上の低迷と機会損失

機会損失と言う概念は、既にご存じと思いますが、再確認のために定義を致します。 機会損失とは費用概念の一つで、実際に取引を行って発生した費用ではなく、最善の決定をしなかったために利益を得る機会を逃した場合の費用概念です。一般的には「得べかりし…

言葉の重み

管総理は内閣改造を行っても一向に支持率が向上しない。何故なのか。総理としての言葉に重みが無く且つ言行不一致が目立っているからではないでしょうか。国民は敏感に肌で感じ信頼感を寄せられないイライラが閉塞感を漂わせています。 例えば、2月7日の「北…

不正の温床はトップにあり

最近、長野県建設業厚生年金基金で23億円超の不明金が発覚し、資金担当者が行方不明となっているようです。報道によると、資金担当者は数年、毎月のように海外渡航を繰り返し、平日を含め業務外で渡航していたと言われています。マスコミは不正資金の流用を…

信なくば立たず。

論語に出てくる有名な言葉で、既にご存じと思いますがおさらいします。 弟子の子貢が孔子に「政治とは何ですか」と尋ねた時「民衆に食を満足させ、軍備を整え、民衆の信頼を得ることだ」と答えた。子貢は更にこの三つのうち一つを無くすならば何か、の問いに軍…

本当のお客様第一主義とは

平成23年1月10日号の「日経ビジネス」に“ムダ”が成長の糧というタイトルで特集が組まれていましたのでご存じの方もいると思いますが、「お客様第一主義」の事例紹介に最適と考え、記事を再掲します。 飽くなき原価低減を繰り返した日本企業だが、生産性向上…

やってはいけないこと

先ず補助線から・・・偽装の定義には①ある事実を覆い隠すために、他の物事・状況を装うこと②周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくする事。とあります。 次に王道と覇道の定義。王道とは善き心、善き行いによって人心を掴む統治の方法であり、覇道と…

中小企業金融円滑化法を活用しましょう。

既にご案内のとおり、中小企業金融円滑化法の適用期限が平成24年3月末日まで延長されました。デフレ不況が続き、依然として好転の兆しが見えない中での決定でした。 ところが、次第に資金繰りが悪化しているにもかかわらずこの中小企業金融円滑化法を有効利用…