張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

最強のリーダー像とは?

脳力開発的には、自分から主体的に考え行動することが必須条件であり、決して人頼りの姿勢を見せないことが不可欠で、これが最強のリーダーたる最低条件です。この条件に当てはまる最適な事例が反面教師として存在しています。支持率10%台に低下しても政権にしがみついている管内閣です。

先ず、昨年の参議院選挙で管内閣の信任投票だと言い切って選挙に突入。大敗北に終わり、国民から不信任を突きつけられたにも拘わらず、何の責任も取らずに政権にしがみついている姿勢は、正統性を失ったも同然です。

参議院の惨敗で、ねじれ現象が起きた時点から、本来ならば政局をどう運営するかという戦略を立てて、粛々と戦術を実行することが本筋である。ところが「政治とカネ」で小澤氏を叩けば人気が上がると誤判断し、今日まで殆どの精力をこの問題にかけてしまい、天下国家の重要問題は無視されてきた。

予算が不成立の危機に立った時点で、あろう事かその責任は全て野党にあると脅しをかけてきたことはご存じのとおりです。これは明らかに責任転嫁であり、人頼りの姿勢の見本と言っても良いひどいものです。
小澤氏打倒が焦点のため、外交問題尖閣列島事件では検察庁に責任転嫁を、北方領土については何の手当も出来ない異常さが目立ってしまいました。

最近なり、衆議院議員選挙用のマニフェスト違反が当たり前のようになってしまい、中でも「子供手当」については「びっくり発言」まで飛び出す始末。当時の幹事長小澤氏が作ったマニフェストは自分たちには関係ないと言わんばかりの言動に、小澤憎し姿勢が見え見えとなっている。これでは国民はマニフェスト詐欺にあったようなものである。人頼りの姿勢が根底にある人間をリーダーにすると、自分がどう考えどう行動するかという姿勢が皆無となり、全て他人の批判で解決を図ろうとし、真が定まらず信頼を失ってしまう。最強のリーダーの反面教師として捉えて見ると教訓になります。