張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

頑張れ鳩山総理

過日、渡部昇一上智大学名誉教授が「歴史から壊れていく日本」というタイトルの著書を発刊しました。この中におもしろいジョークが紹介されているので以下に記述します。

日本には正体不明な鳥がいる。中国から見ればネギを背負った「カモ」に見える。アメリカから見れば「チキン」に見える。(チキンとは臆病者の意味だそうです著者注)ヨーロッパから見れば「アホウドリ」に見える。日本の有権者から見れば「サギ」だと思われている。小沢一郎から見れば「オウム」のような存在。でも、鳥自身は「ハト」だと言い張る。蛇足として正体不明のその鳥は「ハト」ではなく、日本の「ガン」だ。と。なるほどうまく表現したものだと感心している場合ではありません。

渡部教授は民主党政権マニフェストに明記されずに、国民生活に密接する重要な法案成立を画策しているとして警鐘を鳴らしています。
その一つは「人権侵害救済法案」。これは人権侵害救済という名目の下に国家による監視を厳しくする法律です。その二つは「夫婦別姓法案」。日本の家族制度を崩壊させる思想が隠されている法律です。その三つは「外国人参政権付与法」。多数決原理を原点とする民主主義では、特定の場所に集中することによって、政治の安定が破壊される恐れがある法律です。

これらの法案の裏には社会主義思想が隠されていると教授は言います。国民の大多数はこれらの法案に対して冷静な判断を下して反対していますが、万一強行採決となれば民主党は与党から転落するでしょう。

せっかく政権交代したのだから、国家百年のグランドデザインを描き、日本国の威信を高めることが使命ではないでしょうか。枝葉末節な問題に振り回されることなく頑張って貰いたいものです。

蛇足。今普天間移転問題で、ようやく辺野古に移転先が決まるようですが、小沢幹事長はこの周辺の土地を先行取得しているようです。これこそが一番大事な説明責任ではないでしょうか。