張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

本当にこのままで良いでしょうか。そろそろ名前を変えてもらいたい。

先ず補助線から

国家とは何か。国家とは国民の生命の安全と生活の保障を確保し、外敵の侵入を防ぐために形成した政治的共同社会である。と言われています。

国会議員とは何か。国会議員とは①国家を運営するための法律を作り、②それを実行する予算を決定すること③内閣総理大臣を選ぶことを専門とする職種である。と認識されています。

それでは本題に入ります。

我が国を取り巻く環境は、政治思想が異なる近隣諸国の日本への敵視政策により、以前にも増して危機的状況にあることはご存知のとおりです。国内に目を向けると自然災害の猛威による壊滅的なインフラ破壊。この結果、国民の不安増幅による不満の蓄積。米中覇権争いによる経済減速。消費税増税による消費停滞による経済悪化等々。我が国の存亡に係わる事態が山積している現状認識が大前提です。正に百年の大計を任ずるに値すると言われている国会議員の正念場です。

 ところが、現実はどうでしようか。今、国会で行われているのは一体どういうことでしようか。「桜を見る会」に対する政府の対応が不満として、国民の生活に欠かせない重要審議である予算審議を左翼野党がストップさせています。野党は国会議員としての矜持を本当に持っているのでしようか。本当に矜持を持っているならば、こんな些末な問題に対して本腰を入れるはずはないからです。自分たちも与党の時には行っていたことを、野党になったら反対とはどう説明するのでしょうか。確かに行きすぎたことは反省すべきですが審議ストップまでして行うべき問題ではないことぐらい理解しているはずです。国民は今回の事態を冷静に見ています。こんな議論しか出来ない政党に政権を託したくないと。

 最近の野党は言葉尻を捉えて何でも反対。些末な問題を政局にする姿勢が強くなっています。そろそろ野党の政党名を改名したらどうでしょうか。「何でも挙げ足取り党」。と。

 自分たちの政治姿勢をマスコミがそろばん勘定で同調して大々的に報道していますが、国民の目は冷静です。こんな政党に政権を託したら日本の未来は失われてしまうと考えるでしょう。

 昭和58年頃に長野県選出の共産党議員「林百郎」と言う代議士を御存じてすか。今秋台風19号の豪雨災害で千曲川が氾濫し、大災害が発生。千曲川の語源は千以上曲がりくねった川で、何時でも大災害が発生する河川である事は歴史が証明しています。昭和57年台風18号千曲川決壊に対して、総合的治水対策の推進に関する質問主意書衆議院議長に一人で提出。国民・県民を思う強い心があったからこその行動です。野党でも志が強ければ出来るのです。「何でも挙げ足党」に出来ますか。政党に関係なく本物の政治家は覚悟が出来ています。