張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

「塩」悪玉論定説の根拠その一

大東亜戦争終結後、GHQの指示でアメリカのダール博士が、日本の都道府県別食塩摂取量と
高血圧の発生状況を調べた結果、「高血圧は塩分の取りすぎが原因」という報告があった。
ところが、後にもっと詳しく部落別に調べたところ、塩分摂取量が多くても高血圧にならない
部落が多く存在すると共に、塩分摂取量が少ない部落でも高血圧が多いことが判明した。
この報告以降、世界的に「塩」悪玉論が一人歩きを始めたと言われている。
 この調査には決定的なミスを犯していることをアメリカ人は気がつかなかったのである。
戦前の農家の生活風景を思い出して欲しい。母屋とトイレは別々の建物になっていたのである。
冬の寒さをコタツで暖を取り、トイレに行くときは外にある便所に行く。
外の寒さに血管は急激に収縮する。血圧が上がるのは当然であった。
この事実を見逃して発表したミスは計り知れない。
 定説は、自分で確かめる習慣を持ちたいものである。間違った定説を信じて、
免疫力を低下させ体力を消耗しても、今の世の中は自己責任として扱われてしまうから、
自らの考えで健康管理をしようではありませんか。