張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

一体何時までやっているのかパート1

完璧なシナリオには裏がある?
先ず補助線から
言葉の定義から始めます。
「政治家の仕事」とは、法律を作る、予算を決定する、内閣総理大臣を選ぶことである。補助的機能として国政調査権が与えられ,立法権、行政権に対する監督権を行使するために必要な調査を行うことが出来る。
「検事の仕事」とは、法律に違反した者を取り調べ、起訴するかどうかの判断を下し、事件について立証を行うこと。
「奇貨おくべし」とは、一見、価値がないように見えるが、滅多にない機会なのでそれを逃すものではないの意(「史記呂不韋伝より)
「剣の極意」とは、肉を切らせて骨を切る。  以上補助線終わり。

 さて、疑惑が頂点に達し、野党は検察官気取り、マスコミがこれに便乗し、国民は無批判にこれを受け入れた結果、内閣支持率は30%にまで低下。焦点ボケした議論に付き合わされるのはもうゴメンである。焦点がぼけているため犯人像が浮かんでこないが、冷静に考えれば誰が真犯人か見当がつく。それは、この疑惑事件で誰が一番最終的に利益を得る事が出来るかにかかっている。そしてその真犯人は3月2日に朝日新聞にスクープを提供した一味である。

 そのきっかけを作ったのが平成27年2月17日の国会答弁です。籠池疑惑について安倍総理は「私や妻が、認可あるいは国有地払い下げに一切係わっていないことは明確にしていただきたい。もし係わっていたすれば議員も総理大臣も辞める」と大見得を切ってしまった。予てから消費税増税で2回も煮え湯を飲まされ、何とか現状打破を考えている財務省に与する一味が、正に「奇貨おくべし」として絶好の機会として安倍内閣打倒を企てたと考えられる。このシナリオが見事に的中し、疑惑がいやが上にも高まる中で内閣支持率30%と急落、長期政権に赤信号が灯り始めた。
以下はパート2に続きます。