張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

現代の少正卯(ショウセイボウ)パート2

現代の少正卯はズバリ舛添東京都知事です。
舛添氏の所業についてはマスコミで連日報道されているとおりです。確かに政治資金規正法は入金チェックは厳しいのですが支出についてはザル法に等しく、法律的に立件が出来ないことを根拠に言い逃れの連発で、現職の地位に固執する姿はあまりにも見苦しい光景です。

 公金を私生活の殆どに流用し、指摘されると必ず政務に関連づけてバレバレの屁理屈を言い立てる。今、問題とされているのは為政者としての道義的責任なのです。公金を私的に湯水のごとく使って恥じない姿勢に与党からも厳しい退陣要求が出ているにも係わらず現職に固執する姿は哀れです。

 ここまで事実関係が露わになってしまっては与党は勿論都民からも人心が離れてしまい、今や80%以上が退陣を要求する事態となっています。このように人心が離れてしまえば円滑な行政は不可能となり、都政の停滞は明らかです。この責任は誰が取るのか。全ての責任は舛添都知事にあることを認識してもらいたいと思います。正に現代の少正卯といえましょう。

 中には、今選挙をすると次回は東京オリンピックの最中だからまずいという意見もあります。これは舛添知事を擁護する姿勢と同じであることに気付いていません。そもそも法律は人間が作るものです。特例をつくってクリアーすれば済むことです。

 少正卯を見抜くことは簡単ではない。だから間違っていたら速やかに退場させることが最善なのです。過ちを改めるに憚ることなかれ。と言われています。

 与党に、時の経過でやり過ごそうという姑息な考え方が万一あるならば、夏の参議院選挙で国民の厳しい審判が下りそうです。
 頭が良いかも知れないが、人間性に欠け道義的責任を取れないような少正卯は誅すべきであると思います。法治国家では誅することは出来ないので自ら辞任して頂きたい。