張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

貴方は、本当に貴方ですか?

 マイナンバー制度の危険を未然に防止する対策をしておきましょう!

 既にご存知のとおり、我が国のマイナンバー制度が平成28年1月から施行されることになりました。
マイナンバー制度は個人を識別する唯一の個人番号であり、一生涯不変で極めて機密性の高い、暗証番号と言っても良いでしょう。従って、万一、情報が漏洩されると被害が拡大される危険が常につきまといますので細心の注意が必要です。以下の点について自主点検が不可欠です。

1. マイナンバーカードは絶対にコピーしないこと。
2. 勤務先から税や社会保険関係で告知の依頼があった場合、必ず使用目的を明らかにした文書を確認 してから、自ら記入して渡すこと。この時のコピーも厳禁です。
3. 幼年者や高齢者がいる家庭では、マイナンバーカードの管理は厳重にして下さい。
4. 本年10月から各市町村からマイナンバー通知カードが送られてきます。万一、通知が遅れた場合に は配達員が紛失したか、ポストから盗まれたかを疑い、直ちに市町村に連絡した下さい。

予想される犯罪とは
1. 新手の詐欺が横行します。マイナンバー制度を採用している各国では、メールによる番号収集を詐欺 とは気付かず渡してしまい、成りすまし詐欺が多発しております。
2. マイナンバー制度の重要性を認識していない幼児を狙い、番号を搾取して、クレジットカードやローン の取り組みを行う詐欺。
3. マイナンバー制度を理解していない老人層を狙い、巧みに番号を聞き出し、各種の犯罪に利用する ケース。
4. マイナンバーを巧みに盗み出し、不法移民に転売する組織的犯罪も海外では横行している。

 以上のとおり、利便性だけが強調されていますが、その裏には危険が一杯の制度です。
先ず、安易なコピーは厳禁。必ず利用目的を文書で確認。これだけは最低限守って未然防止に努めましょう。
 この大前提は、本人確認が必須となります。
 貴方は、本当に貴方ですか?