張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

生命の誕生は原始の海から⑤

戦略的財政改革の仮設について
国家財政の医療費関連支出について考えてみましょう。
2009年度の国民医療費は36兆円で20年前の1.7倍です。内訳は国・地方からの一般会計から13兆5千億円、保険料収入から17兆5千億円、自己負担が5兆円です。
これが2015年度には45兆円、2025年度では61兆円。この内一般会計からの支出は2015年度で17兆円、2025年度で25兆円と予測されています。
このまま推移すると「税と社会保障の一体改革」のもとで消費税をアップしても追いつきません。何故、無様な結果を招いてしまったのでしょうか。それは少子高齢化現象の中で、様々な病気が発生し、医療費が増加するのは当たり前と言う前提で考えているからです。いわゆる対症療法であり、これではいつまで経っても解決の糸口が見つからず、財政の傷口を更に広げてしまいます。

発送の転換をしてみましょう。対処療法は戦術論です。戦術は戦略が決まらないと必ず失敗します。逼迫した財政を立て直すために、増税の前に成長戦略が不可欠であると同様に、医療関係についてもどうしたら国民が健康で長生きできるか、と言う根本的な問題から取り組んでいくことが筋です。

具体的には本連載のキーワードである「生命の誕生は原始の海から」と言う自然の摂理にかなった対策を積極的に行うべきなのです。必須ミネラルの塊である「自然塩」について再認識する必要があります。
過度な減塩運動が必須ミネラルの不足を招き、これが免疫力の低下に繋がり病気の原因となったり、従来では考えられなかった異常事件が多発したり、花粉症患者の増加等に繋がっていると仮設を立てました。

官民一体となって減塩運動レベルの啓蒙運動を実施すれば医療費は劇的に減少します。適度な必須ミネラルを摂取すれば、体温が正常に戻り、免疫力が30%アップすると前号で説明しました。

2015年度の医療費が全体で45兆円ですから単純計算で10兆円以上が減少します。しかも啓蒙活動には殆ど費用はかかりません。戦略的に考えることによって、事態は劇的に好転するのです。

戦略のない戦術は失敗し、戦術のない戦略は空想である。と言われています。仮説が実現することを念じます。

最後に、必須ミネラルが世界一豊富に含まれギネスブックに載った塩をご紹介します。「常温瞬間空中結晶製塩法」と言う特許製法で、海水をそのまま粉末にした塩です。名前は「ぬちマース」。沖縄県浜比嘉島黒潮を原料としています。「塩ソムリエより」