張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

生命の誕生は原始の海から①

戦略的財政改革の仮設
キーワードは「生命の誕生は原始の海から」です。これについて数回にわたって私見を述べてみます。あくまでも私見ですから独断と偏見が含まれていることをご承知下さい。

既にご存知のとおり海水の塩分濃度は約3%です。海から生まれた生命体の塩分濃度も約3%です。これはよく考えてみれば当たり前のことです。

この塩分は、人体を構成している微量成分であるミネラルから出来ています。ミネラルとは、生命体に必要な五大要素の一つで、厚生労働省では必須ミネラルとしてカルシウム、マグネシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、リン、銅、亜鉛ヨウ素マンガン、セレン、クロム、モリブデンの13種類を明示しています。

このミネラルのバランスが崩れると生命活動の微妙な相互作用を破壊するため、体調不良、意欲の低下、精神的不安定が増し、そのまま放置しておけば新陳代謝が悪くなり、様々な病気の原因となります。しかも、このミネラルは体内で合成できないため、食品から摂取する必要があります。
現代人はこの必須ミネラルの重要性を軽視した結果、医療費の増大を招き、財政破綻の原因の一つとなっているのです。

原因は、生命体にとって不可欠な「塩」を悪玉にして摂取を極端に減らせることが高血圧を含む病気の減少に繋がるという指導が蔓延したからであると仮設します。

「カントンの犬」
キーワードに戻ります。海水の成分と生命体の成分がほぼ同一であることを証明した生理学者がいました。1897年、フランスのルネ・カントンは歴史的な実験を行いました。海水は血液の代替になるという確信で、愛犬の血液を海水で入れ替えると言う衝撃的な実験でした。最初の2~3日間はぐったりしていたがやがて元気を取り戻し、実験前より活発に動き回り周囲を驚かせたのです。「カントンの犬」実験は、海水が血液の代替になるのではなく、逆に海水が病気を治し、生命を活性化することを実証したのです(日本の真相より)

120年も経過してからようやくこの治療法が脚光を浴び、ペンタゴンでは470億円も投入して無輸血治療を確立しました。今や世界中の治療期間が安全で廉価な技術を採用し始めています。
塩が生命体にとって最も大切な成分であることが証明されたのです。
続きは次号まで。