遂に画期的な入力方法が開発されました。

とにかく原資記録だけは保存して下さい。そうすればもう安心です。
原資記録とは支払を証明する領収書やレシート、預金通帳や当座照合表、受取手形や支払手形、入金を証明する領収書控え、レジシート、得意先別売上資料、仕入先資料等が該当します。
この原資記録を二万円程度の安い専用スキャナーで読み取り、会計事務所に送信するだけで全ては完了します。

そんな時間もないという企業には,取りあえずこれらの原資記録を会計事務所に持ち込んで下さい。会計事務所では専用の高速スキャナーで全てを読み取ります．正に入力革命と言われる代物です。

これで企業経営の一連のサイクルである仕入、製造、販売、回収による資料が全て揃います。会社法、税法、会計諸規則等に則り、正規の簿記の原則に従って会計データーを作成し、財務諸表として完成されます。当然、会計資料は企業の管理資料として随時利用が可能となります。

おりしも、平成26年から白色申告者にも記帳が義務化されました。まさに画期的な入力システムはいわゆる会計弱者と言われる中小・零細企業にとって救世主となるでしょう。

従来、専門の経理事務員がいれば自社で起票し決算まで可能でした。中小・零細企業では専門の経理職員を雇う余裕がありません。このため原資記録から起票(日計表の作成や会計伝票の作成)までは自社で行い、正式な会計処理や税務処理は会計事務所に依頼するケースが殆どでした。依頼された会計事務所は専門家の立場から会計処理や税務処理を正しく行いお客様の信頼に応えていました。

本来、会計事務所は会計資料を活用してお客様の成長発展のためのお手伝いをするのが使命であり、存在意義と考えております。そのためのノウハウを蓄積し「理念型経営」を推進しているのです。この革命によって生産性が向上すれば,事務所の持っている高度なノウハウを遺憾なく発揮することが可能となり,より積極的な経営支援が実現します。

正しく処理された財務データーはＰＣを通じて随時お客様の経営資料として活用することが可能となってきました。
勿論スキャナーで読み取った原資記録はＣＤ－ＲＯＭに保存され,万一の記録飛散に十分対応が出来ます。
ＩＴ革命がここまで進んでいる環境を是非実感してみて下さい。