張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

歴史の真実 点と線 その10

今日、大東亜戦争は日本の侵略戦争であったと言う「自虐史観」を信じている人が結構います。この混乱を整理するため定義から入ります。

先ず「侵略戦争」の定義、侵略戦争とは他国の資源を略奪する目的で武力を行使して争う戦争を言います。(欧米の植民地支配の殆どがこれに該当します)。
次に「自衛戦争」の定義、自衛戦争とは国家が自らの主権を維持・防衛するために自衛権の行使として行う戦争を言う。重要なことは自衛戦争は常に受動的であることです。

「歴史の真実点と線」で縷々説明したとおり、この定義から大東亜戦争は明らかに自衛戦争であったことが理解出来ます。そのほかに大東亜戦争自衛戦争であったと証明した重要人物を紹介します。1人は東条英機、もう1人はマッカーサー元帥です。

東条英機東京裁判大東亜戦争は自衛のための戦争であったと証言しましたが却下され絞首刑にされてしまいました。しかし、もう1人のマッカーサー元帥の証言は極めて重大です。
戦後まもなく朝鮮戦争が勃発しました。不意を突かれた韓国とアメリカ連合軍は釜山まで退却し背水の陣を敷きます。起死回生のためマッカーサー元帥はトルーマン大統領に原子爆弾の使用を提案しますが却下され司令官を解任されてしまいました。日本から見て朝鮮半島地政学的に如何に重要であることをこの戦争で初めて理解したのです。解任に先立ちアメリカ議会でマッカーサー元帥は次のような重大発言をしたのです。

1.日本の戦争は自衛戦争であった。
2.アメリカが過去100年間に太平洋で犯した最大の政治的過ちは、共産主義者支那において勢力を増大していくのを黙過してしまったことである。

証言の要旨は次の通りです。良くかみしめて読んで下さい。
日本は絹産業以外には、固有の天然資源は殆ど何もないのです。彼らは綿がない、羊毛がない、石油がない、錫がない、ゴムがない、それら一切のものがアジアの海域に存在していたのです。もし、これらの原料の供給を絶ちきられたら1.000万人から1,200万人の失業者が発生するであろうことを日本人は恐れていた。従って、彼らが戦争に飛び込んで行った動機は、大部分が安全保障の必要に迫られたからなのです。・・・この証言はスミソニアン博物館に公文書として保管されているのです。
敵国の最高司令官が、自衛戦争であったと証言しているのです。これは東条英機の証言と全く一致します。立場の違う双方が一致した意見は真実として評価するのが常識なのです。
何故マスコミはこの真実を公表しないのでしょうか。