張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

中村天風式易しい瞑想法のすすめ

日本経済は相変わらずのデフレ不況から脱出出来ないばかりか、追い打ちをかけるように原発事故による電力供給の不足から強制的に電気料金の値上げが実施されたり、シロアリ退治なしの増税路線の強行突破を目論むなど、暗いニュースが続いています。この煽りを受けて、中小零細企業は途端の苦しみに耐えており、経営者の心境は、心静まる時間さえない始末です。

このままのネガティブ思考の下では、経営の再構築は困難であり、精神的負担の加重で心身に大きな影響を与えかねない状況が見受けられます。

そこで登場するのが中村天風式易しい瞑想法のすすめです。
瞑想とは何か?
多くの人は瞑想とか座禅というと、何時間も無我無念の状態を保持すると思い込んでいるようですが、それは違います。

瞑想とは、心身をリラックスさせ、雑念を払い、脳波をアルファ波にし、脳の中に「脳内麻薬」を出すことであると言われています。

これによって、どのような効果が得られるでしょうか。
先ず瞑想状態を体験すると、イヤなことを忘れるのが上手になりますし、心を上手に休めることが出来ます。これで心が安定し、安心感が人生に広がります。この結果、健康を勝ち取り、仕事を順調に進めていくことが可能となります。
そのほか無意識の中に知恵や生命力が湧いてきたり、高血圧、高コレステロール、肥満、糖尿病などの成人病予防にも効果があります。また、生理的年齢が瞑想しない人より12年も長いという統計もあるようです。更に自然治癒力を高め、精神的な不安や恐怖をかなりの程度まで交わすことが出来ると言われています。

天風式簡単瞑想法には3種類あります。
一つは一点注視法として白い紙に黒い点を描き、黒点に集中する方法、二つはローソクの灯りを利用する一点集中法、三つ目が一音傾聴法で4寸ほどの質の良い鈴を使い音色に傾聴する方法です。
この三つの内、自分に合う方法を選んで実行してみて下さい。必ずや上記の症状が解消されると思います。そして、積極的な精神を取り戻し、勇気を持って経営に専念しようではありませんか。
詳しい内容は「中村天風から教わったやさしい瞑想法」著者沢井淳弘。プレジデント社発行。