張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

対症療法と健康について

対症療法とはご存じのとおり病気の原因に対してではなく、そのときの症状を軽減するために行われる治療法を言います。病気以外では、根本的な対策を離れて、表面に顕れた状況に対応して物事を処理する場合にも使われています。

今回は、肩こりや頭痛、腰痛、夜間頻尿に悩んでいる人に裏技を紹介します。このような症状を持っている人の中には、根本的な治療をせず薬に頼って、症状を長引かせている人がいます。

2008年2月、NHKの「ためしてガッテン」で紹介されたものです、しかも、根本治療にはお金は掛かりません。自分にあった「枕」を手作りするだけで解決してしまいます。
人間は寝ている間に大体30回程度寝返りをするようです。この寝返りに良い寝返りと悪い寝返りがあると言います。良い寝返りとは眠ったまま無意識のうちに楽に姿勢を変え、快眠を維持することで、悪い睡眠とは枕が合わないために姿勢が落ち着かず、寝返りを繰り返して、結果として眠りが浅くなって上記の症状が悪化するようです。では、良い寝返りをするためには、どんな枕が良いのでしょうか?実は「固め」で頭が潜り込まない枕の方が寝返りを妨げないと言います。角度は最も首が休まる15度前後に微調整するだけで良いのです。従って、市販の高級枕や、ふかふかの枕、頭がすっぽの入るような枕は要注意なのです。

ためしてガッテン」では、手作り枕の方法を解説しています。快眠枕を作るには堅めの座布団にバスタオルを三つ折りして高さを調整すればできあがりです。ただし、畳の上に寝ている人はこれだけで充分ですが、ベッドの場合は下に堅い板のようなものを敷くと充分です。市販の高級枕は案外安眠を妨げているかも知れません。詳しいことはネットで検索して下さい「ぐっすり眠れる枕の秘密」です。こんな簡単なことで肩こりや頭痛、腰痛、夜間頻尿が治れば万々歳です。

この「対症療法」は経営にも生かせます。我が社の「経営理念」を考えずに、起きた問題に対処することに専念するやり方は全く同様ではないでしょうか。