張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

ちょっぴりホットな話

 先日、4年前に設置した我が家のウオシュレットが原因不明の漏水を起こしたので、説明書に書いてあった故障の連絡先に電話したところ、2年の保証期間が切れいてるので、有料修繕になるとの説明があり、次の日に修理に来てくれた。故障部品を交換して完了。料金を尋ねたところ、保証期間が過ぎているが、今回が初めての修理だから無料で結構ですとの回答。
 異常なほどの金儲けが横行している中で、真にユーザーの為の対応に出くわすと、思わずほっとするサプライズを経験した。次回、購入する機会があったら躊躇無くこの会社の製品を使いたいと思わせる姿勢が素晴らしい。その会社の名前は株式会社INAXである。

 次は、十数年間屋根の雨漏りで悩まされて、元請け会社に依頼してもいっこうに原因が分からず、思いあまって屋根工事の下請け会社に事情を話したところ、早速現場検証してたちどころに原因を発見して一日で修理は完了。まだ雨漏りするようなら電話下さいと言われていたが、今日まで安心している状況が続いている。

 実は当初契約では10年間の保証付きで、保証期間が5年ほど経過してからの対応であったため、当然修理代は支払う予定でいたところ、保証期間が過ぎても当社の施工であるから料金は頂きませんと言われサプライズ。施工会社の経営姿勢に惚れ込んでしまった。以後、雑貨類の購入にはその会社の関連会社を極力利用するようになった。その会社名は綿半鋼機株式会社で、関連会社に株式会社綿半ホームエイドがある。

 究極の商売の秘訣は、一般ユーザーをフアンにすることで、強烈な固定客を築くことである。昔から「損して得取れ」と言う商売の原則があるが、今日のような時代だからこそ、この原則が光ってくるのである。
 我が社にとって、固定客対応はどうあるべきか原点に返って考えてみようではありませんか。