張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

反省なら猿でも出来る

 一般常識では信じられない無責任体質が暴露された「年金問題」について、与党自民党厚生労働省社会保険庁、関係する責任者は、国民に対して心からの謝罪をしたのだろうか。反省するなら猿にでも出来るという言葉が流行ったことがあるが、自らの責任を反省せず、全く人ごとの如く装っている関係者を見ると、猿以下であると言わざるを得ない。
 前総理はマスコミに責任問題を追及された時、お金がないので払えないとうそぶいていたシーンがあった。一国の総理経験者が年金問題で全く無責任な言動を取っていることにマスコミは殆ど反応しなかった。社会の木鐸とは何なのか。
 社会保険庁労働組合の業務態度は民間ではとても信じられない。聞くところによると一日二千五百文字以上のインプットは禁止していたという。二千五百文字程度ならば30分もあれば終了してしまう。こんな労働組合を許していた無責任体質は許せないし、未だ謝罪がない。
 与党自民党はこんな杜撰な体質を今まで温存してきた責任を免れるわけにはいかない。与党としての管理責任を誰1人として反省せず、自民党に任せれば全て上手くいくと言う公約をしているが、反省がないところに進歩はないことを一般常識として知って欲しい。国民の怒りは、こんな素朴な問題を真摯に対応しないでいるところにあることを気づいて貰いたい。
 リーダーは国難に遭遇したときは果敢なる決断が必要なのである。中途半端な対応は禍根を残すと言う歴史を学んで欲しい。
 企業経営においても、リーダーのあり方について反面教師として学ぶ良い機会である。
 7月29日の審判がどのように下るか、国民の素朴な常識を信じています。