張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

日本にはいわゆるA級戦犯は存在しない!

 戦争裁判でA級、B級、C級に区分され、A級は東京裁判でBC級は現地裁判で扱われ、BC級だけで千人近くが死刑になっているという事実はあまり知られていない。
 A級戦犯は最も罪が重いと思っている人がだ大半であるが、実際は事後法で出来た(平和に対する罪)によって違法に裁かれたものである。 
昭和27年4月にサンフランシスコ講和条約が発効されたことはご承知のとおりである。この条約第11条後半には、日本政府が発議して、裁判に関係した過半数の国が同意すれば判決を変えても良い。という条文があり、これを受けて昭和30年7月の衆議院本会議で「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」が採択され、戦争犯罪人の釈放要求が日本政府から提出され、関係した諸国11カ国の過半数の賛成を得て、昭和31年にA級戦犯全員が釈放されたのである。その後名誉を回復して法務大臣になった賀屋興宣外務大臣になった重光葵A級戦犯候補の岸信介は総理大臣になっている。これらの事実からも講和条約締結後にはA級戦犯は存在しないことが理解できるはずである。
相変わらずA級戦犯なる言葉を使って自国民を侮辱する姿勢の一部マスコミに怒りを感ずる。マスコミは社会の木鐸としての使命を全うすべきである。
 日本は東京裁判を受諾したのではなく、その判決を受け入れたにすぎない。裁判を受諾するのと判決を受け入れるのとは全然違う事件の問題である。
 「渡部昇一」・・・(東京裁判を裁判する)・・・致知出版社・・・より意訳抜粋しました。
 正しい歴史認識を以て自身と誇りを持って企業経営にあたって貰いたいと念願しております。
 この著書は第一級の歴史認識資料であると考えております。詳しいことは本書を手に入れて読んでみましょう。