張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

奇想天外の話しパート3

 先ず国力比較から
 アメリカの人口は3億25百万人、GDPは2,136兆円、軍事予算は67兆円。日本は1億27百万人、GDPは560兆円、軍事予算は5兆円。北朝鮮の人口は2600万人、GDPは3.75兆円、軍事予算は9千億円。日本の山形県のGDP3.75兆円と同額である。
 アメリカのGDPは北朝鮮に比べ570倍、軍事予算で74倍。これだけの格差の両国が対等に渡り合うことは不可能に近い。山形県アメリカに立ち向かう事が如何に滑稽か理解出来る。

 唯一、渡り合える手段は国際法に違反して核や生物兵器化学兵器、ミサイルを所有し,脅し外交に訴えるしか選択肢がない。そこで誕生したのが「ならず者国家」である。
 国際協定に平然と違反したり、身内を銃殺刑、兄を化学兵器で抹殺、不平国民は処刑や重労働、もっと大事なことがある,平和な国民を拉致して反省の欠片もない精神構造等々。正に悪の権化と言われてきた。ヤクザ以上のヤクザの親分と言える。

 さて、共同宣言によって、一挙に和解ムードが醸成されつつあるが、これまでの凶状についての決着はどう付けるべきか,今後の重大な課題と言える。

 トランプ大統領は、会談前に、合えば1分で決着がつくと言っていたことを覚えていますか。その心意は開口一番「戦争か非核化」の決断を迫り、完全非核化すれば北朝鮮に素晴らしい経済発展がある事を説明したのかも知れない。共同声明には発表されていない数項目が入っていると言われているが,この中に核心部分としてこの決断が入っていると考えれば筋が見えてくる。
次回は警視総監とヤクザのお話しです。