張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

奇想天外のお話しパート2

さて、ここからが奇想天外の本題です。
敵は本能寺にあり」・・・備中の毛利軍と対峙している秀吉軍の援軍として指揮を任された光秀は、軍勢を引き連れて京都まで来た。ここで方向転換を謀った言葉が「敵は本能寺にあり」として人口に膾炙しています。
 トランプ大統領の本心は「敵は本能寺にあり」の心境で、本当の敵は北朝鮮に非ず、覇道を求めて躍進著しい「中国」である。

 経済成長をテコに国力を増強中の中国は、18世紀の植民地時代の再来かと思わせる武力と経済力にものを言わせ傍若無人南シナ海東シナ海国際法違反を犯してまでも自国領土化し、周辺諸国とトラブルを起こしたり、発展途上国には経済力にものを言わせ多額の資金を融資してインフラ整備を実施。返済不能に陥れば借金をカタに長期の租借契約を結ばせて軍事拠点を創り上げる手法は植民地時代の復活と言える。阿漕な高利貸し商法に世界から顰蹙を買っている事はご承知のとおりである。

 トランプ大統領は中国の強引な行動に危機感を抱き、世界平和を構築するには中国の暴挙を防ぐのが第一の使命として心得ている。その為には中国に敵対する同盟国を増やすことが戦略となる。

 朝鮮半島は歴史的に見て日和見外交が得意である。時の政権で強い国の属国となる事によって生き延びて来た。表面的には北朝鮮は中国の属国であり庇護国である。だからといって心から心酔しているのかは別問題である。ことある毎に頭を押さえつけられている状態が続けば,何かの切っ掛けで爆発する恐れもある。
 今回の北朝鮮寄りの共同宣言の裏側には、このような仕掛けが仕組まれていると考えれば筋が見えてくる。懐に転がり込めばノーベル賞は確定する。
以下はパート3です。