張子房塾

経営者の皆様を対象に経営塾を開設しました。今までの経験を中小零細企業経営者支援に全力投球します。

人物鑑定の一方法について

デフレ不況が蔓延し、世相が乱れる中で自分の思想をぶれなく維持することは次第に困難となってきている。だからこそ、ぶれのない思想を貫くか否かで人物の鑑定が可能なのである。

平成22年4月、当時の管副総理兼財務大臣アメリカ・ワシントンを訪れ、アーリントン国立墓地を訪れ「今日までアメリカという国を作り、守ってきた人々が眠っているところであり、亡くなった人々に敬意を表すためにやってきた」と述べていることはご存じでしょう。

平成22年6月15日、国会の代表質問で靖国神社への参拝に関し「A級戦犯が合祀されている。首相や閣僚の公式参拝には問題がある。在任中に参拝するつもりはない」と述べたこともご存じでしょう。靖国神社には、今日の繁栄の基礎を作るために命を捧げた英霊が眠っていることは小学生でも知っている事実です。
A級戦犯が合祀されているので参拝しないとは、歴史認識の欠如と言わざるを得ない。日本には現在A級戦犯は存在しないのである。これを理由にして行動を起こさないのは、何か思想的な問題が含まれていると考えるのが妥当でしょう。
アーリントン国立墓地で語った言葉とあまりにも格差のあるぶれの多い発言と言わざるを得ない。

全く違法な復讐裁判であった「東京裁判」を受けて昭和27年サンフランシスコ講和条約発効。この第11条で「日本政府が発議して、裁判に関係した過半数の国が同意すれば判決を変えても良い」を受け、昭和28年衆議院本会議で「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が全員賛成で可決。以降、日本にはA級戦犯は存在しなくなったのである。だからA級戦犯であった賀屋興宣氏は司法大臣に、重光葵氏は外務大臣に、A級戦犯候補であった岸信介氏は総理大臣になったのである。この事実は決して忘れてはならない。
戦勝国の人間がA級戦犯と言うことは仕方がないにしても、真っ当な日本国民が「東京裁判史観」で同胞を貶めるような思想は本来あってはならないことである。(裁判史観は渡部昇一教授の資料より抜粋)
7月11日は参議院選挙。将来に対する冷静な判断が今必要でしょう。